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公開日:執筆:公認会計士・税理士 嶋田景太

月初の「先月分、もう送りましたっけ?」が毎月続いていませんか

月が替わるたびに、税理士との間でこんなやり取りをしていませんか。「先月分の資料って、もう送りましたっけ?」「出納帳はいただきましたが、給与がまだです」。お互いに悪気はないのに、確認のメールだけで数日が過ぎてしまう。そんなお声をよく聞きます。

当事務所の経理アプリなら、この確認作業そのものがなくなります。ホーム画面の1枚のカードに、先月分の進み具合がぜんぶ並ぶからです。全部済んだら「税理士に記帳をお願いする」を1タップするだけで、事務所に引き継がれます。

下の画面で、実際の操作を試してみてください。

まず触ってみてください。下の画面は、当事務所の顧問先が使っている経理アプリのデモです(架空の会社のデータ・何を押してもどこにも送られません)。スマホの方はスマホ表示、パソコンの方はパソコン表示で動きます。

app.shimada-cpa.com(デモ・架空データ)
画面の中を押して・スクロールして操作できます。右下の「最初から」で元に戻ります。

今までの月初は「記憶」と「メール」が頼りだった

これまでの月次のやり取りは、だいたい次のような形でした。

  • 月初に事務所からメールや電話で「先月分をお願いします」と連絡
  • お客様は「何を送ったか」を記憶やメールの履歴で確認
  • 出納帳は送ったが給与明細を忘れていた、など一部漏れが発生
  • 漏れが分かるのは、事務所が記帳を始めてから

つまり「どこまで済んだか」を示す場所がどこにもなく、人の記憶で管理していたのです。これでは聞き合わせが毎月発生するのも当然です。

今までのメール確認と、アプリのカード確認を比べた図。アプリでは聞き合わせが不要になることを示す

アプリでは、ホームの1枚のカードに進み具合が並ぶ

アプリを開くと、ホームに先月分のカードが1枚表示されます。カードには次の3つの進み具合が並びます。

項目 内容 済むと
出納帳 現金・預金の入出金の入力 印が付く
給与 会社で行う給与の入力 印が付く
資料スキャン レシート等をスマホで撮影 印が付く

「何をどこまで送ったか」を思い出す必要はありません。カードを見れば、残っているのがスキャンだけなのか、給与の入力なのか、一目で分かります。

全部済んだら「記帳をお願いする」を1タップ

3つの項目がすべて済むと、カードに「税理士に記帳をお願いする」ボタンが現れます。これを押すと先月分が事務所に引き継がれ、記帳(帳簿づけ)が始まります。メールを書く必要も、電話をかける必要もありません。

ホームのカードで出納帳・給与・スキャンの進み具合を確認し、全部済んだら1タップで記帳依頼し、事務所が記帳を始めるまでの流れを示す図

ボタンを押した時点で「先月分は提出済み」という状態が、お客様と事務所の両方に同じ画面で見えます。だから「送りましたっけ?」という確認のやり取り自体が起きないのです。

スキャンだけの会社は、何も押さなくてOK

出納帳や給与はアプリで管理せず、レシート等のスキャンだけをお願いしている会社もあります。その場合は、ボタンを押す必要すらありません。締め日を過ぎると、自動的に「記帳可」の状態になり、事務所が記帳を始めます。

出納帳や給与をアプリで管理しているかどうかで、記帳依頼のタップが必要か、締め日後に自動で記帳可になるかが分かれる判定図

さらに、月初にスキャンの案内がLINEで届く設定もあります。「月が替わったら先月のレシートを撮る」という習慣づけに使っていただけます。

月初のLINE案内から、スキャン、締め日、記帳開始までのひと月の流れを示すタイムライン

気をつけること・向かない方

便利な仕組みですが、注意点もあります。

  • カードの印は「入力やスキャンが済んだ」ことを示すものです。レシートの撮り忘れそのものまでは見抜けません。撮る習慣はLINEの案内などで作ってください
  • 給与の入力は会社ご自身で行っていただきます(事務所は記帳と年末調整を担当します)
  • 紙の資料を郵送でやり取りしたい方には、この仕組みは向きません
  • 帳簿や領収書には保存義務があります。スキャン後も、保存のルールは個別にご案内します

月初の確認作業は、仕組みで減らせる手間の代表例です。カード1枚で済む月次を、ぜひ体験してみてください。

参考(一次資料)

  • 国税庁 No.2070 青色申告制度
  • 国税庁 No.2080 白色申告者の記帳・記録保存制度
  • 電子帳簿保存法(電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律)
公認会計士・税理士 嶋田景太

この記事を書いた人

嶋田 景太公認会計士・税理士

有限責任監査法人トーマツで会計監査に従事し、Deloitte Australia 駐在を経て、2021年に嶋田景太公認会計士・税理士事務所を設立。埼玉県草加市で、税務顧問・相続税申告・会計監査を行っています。事務所について

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