八潮市・草加市で税理士を替えたい方へ|期の途中の切替手順とfreee・MFデータの引き継ぎ
期の途中でも、税理士は替えられます
「今の先生を替えたいけれど、期の途中でいいのか分からない」。八潮市や草加市の経営者の方から、こうしたご相談をよくいただきます。
結論から言うと、税理士は期の途中でも替えられます。freeeやマネーフォワードなどのクラウド会計を使っていれば、データの引き継ぎは思うより簡単です。大事なのは「順番」「引き継ぐ資料」「時期」の3つをおさえることです。
切替の流れは4ステップ
切替の流れはシンプルです。
- 新しい事務所を探して面談する
- 前任の先生に解約を伝える
- 資料とデータを引き継ぐ
- 新しい事務所で月次を再開する
ポイントは順番です。先に前任へ解約を伝えてしまうと、次が決まるまで相談先がない期間ができます。その間に納税や届出の期限が来ると困ります。まず新しい事務所と話をまとめてから、前任に連絡するのが安全です。
前任の先生への伝え方
「言いにくい」という声が一番多いのがここです。ただ、税理士の交代は珍しいことではありません。構えすぎる必要はないです。
伝えるときのポイントは3つです。
- 契約書の解約条項(何か月前に伝えるか)を先に確認する
- 理由は簡潔に。「経営体制の見直しのため」程度で十分
- これまでのお礼を伝え、資料の返却をお願いする
顧問契約には「解約は1か月前までに通知」といった定めがあることが多いです。期間は契約ごとに違うので、必ずお手元の契約書で確認してください。
引き継いでもらうデータと資料
返却・共有をお願いしたい資料は次のとおりです。
| 資料 | 内容 |
|---|---|
| 申告書の控え | 直近2〜3期分。電子申告の受信通知も |
| 総勘定元帳・仕訳帳 | データまたは紙 |
| 決算書・勘定科目内訳書 | 直近分 |
| 届出書の控え | 青色申告の承認申請、消費税関係など |
| 給与関係 | 年末調整の資料、源泉徴収簿 |
帳簿や書類は原則7年間の保存が必要です(例外あり)。紛失すると再発行が難しいものもあるので、このタイミングで必ず回収しましょう。
freeeやマネーフォワードは、契約の名義がお客様自身なら引き継ぎが楽です。アカウントへの「招待」を前任から新しい事務所に切り替えるだけで、過去の仕訳もそのまま使えます。一方、税理士事務所側の契約の中にデータがある場合は、データの引き出しを早めにお願いしてください。
切替に向く時期・避けたい時期
一番スムーズなのは、決算と申告が終わった直後です。1年分の処理がひと区切りしているので、引き継ぐ量が最小で済みます。
逆に避けたいのは、申告期限の直前です。前任も新任も作業が間に合わず、お客様が一番困る形になりやすいです。
期の途中で替える場合は、「どの月までを前任が処理したか」をはっきりさせることが大切です。たとえば9月分までは前任、10月分からは新しい事務所、と月で区切ると混乱しません。消費税の経理方法や固定資産の扱いなど、途中で変えると影響が出る項目は、新旧の事務所で考え方をそろえます(個別事情で判断が変わる部分です)。
八潮市・草加市で確認しておくこと
管轄の税務署は市によって違います。八潮市は越谷税務署、草加市は川口税務署です。前任の先生が遠方だった場合、電子申告の利用者識別番号や暗証番号の控えがどこにあるか、引き継ぎ時に必ず確認してください。
会社の本店を市をまたいで移した方は、税務署への届出が別に必要になることがあります。八潮市の届出先のまとめは八潮市の設立・届出の窓口一覧をご覧ください。
まとめ:円満に替える3か条
- 新しい事務所を決めてから、前任に伝える
- 申告書控え・元帳・届出控えを必ず回収する
- 「どの月で区切るか」をはっきり決める
この3つを守れば、期の途中でも引き継ぎは問題なく進むことが多いです。切替の段取りについてはお問い合わせからご相談いただけます。
参考(一次資料)
- 国税庁 No.5930 帳簿書類等の保存期間
- 税理士法(税理士の業務)
- 電子帳簿保存法(帳簿データの保存)