AI・クラウドの利用方針
嶋田景太公認会計士・税理士事務所(以下「当事務所」といいます)は、お客様からお預かりした情報を扱う業務に、生成AIとクラウドサービスを利用しています。
このページでは、当事務所が生成AI・クラウドを「何に使い、何に使わないか」、お客様の情報をどのように守っているかをご説明します。
1. 基本的な考え方
当事務所は、日本税理士会連合会が公表した「税理士事務所のためのAI・クラウド活用ガイドライン」(令和8年9月25日公開)に沿って、所内の「AI・クラウド利用規程」を令和8年10月1日に制定・施行しました。本ページはその規程のうち、お客様に関わる部分を公開するものです。
生成AIは、資料の読み取りや下書きの作成といった作業を速く正確にするための道具として使います。税務・会計に関する判断と、その責任は、すべて税理士である嶋田景太が負います。生成AIの出力をそのままお客様への成果物にすることはありません。
2. 生成AI・クラウドを使っている業務
当事務所では、次の業務に生成AIとクラウドサービスを利用しています。
- 領収書・請求書などの証憑の読み取りと整理
- 会計帳簿への記帳の下書き(仕訳の候補の作成)
- 面談内容の記録・要約の作成(録音は事前にお客様の同意をいただいた場合のみ)
- お客様への説明資料や文書の下書き作成
- 税法・会計基準などの調査の補助
- 会計データ・資料の保管と共有(クラウド会計ソフト、クラウドストレージ)
いずれの業務でも、生成AIが作成したものは税理士が内容を確認してから使用します。
3. 生成AIに任せないこと
- 決算整理仕訳や申告内容の決定など、税務・会計上の判断
- お客様への報告・回答の最終的な内容の決定
- 金額の大きい取引や、判断に迷う取引の処理(必ず税理士が確認します)
- マイナンバー(個人番号)の入力・処理(生成AIには一切入力しません)
4. お客様の情報の守り方
当事務所が業務で利用する生成AI・クラウドサービスは、次の条件を満たすものに限っています。
- 事業者向けの有料プランを契約していること(個人向けの無料プラン・個人向け有料プランは業務に使いません)
- 入力した情報がサービス提供者のAIの学習に利用されない契約または設定になっていること
- サービス提供者との間でデータの取り扱いに関する契約(データ処理契約)が結ばれていること
- 通信とデータ保存が暗号化され、アクセスが当事務所の管理するアカウントに限定されていること
主に利用しているサービスは、Anthropic社の Claude(Teamプラン)、freee会計、Microsoft 365 です。利用するサービスは所内の台帳で管理し、追加するときは上記の条件を満たすか確認してから使います。
また、当事務所では事務所内の機器(GPU)で動くローカルの大規模言語モデル(LLM)を稼働させています。音声入力には当事務所が自作したソフトを使い、音声の認識と文章の整形はこのローカルのモデルで処理します。音声データを外部のサービスに送信することはありません。外部の生成AIサービスを使うのは、ローカルのモデルでは精度が足りない読み取りや下書きの作業に限っています。
当事務所でお預かりする個人情報の取り扱い全般については、プライバシーポリシーをご覧ください。
5. 管理体制と見直し
- 管理責任者: 公認会計士・税理士 嶋田 景太
- 利用するサービスの契約内容・設定は、年1回以上確認し、必要に応じて見直します
- 本方針は、ガイドラインの改定やサービスの変更に合わせて更新します。更新したときは本ページの改訂履歴に記載します
6. お客様へのお願いとご相談
当事務所と顧問契約を結んでいただく際には、契約書の中で生成AI・クラウドの利用についてご説明し、同意をお願いしています。生成AIの利用や面談の録音を望まれない場合は、その旨をお申し出ください。できる範囲でご希望に沿った方法で業務を行います。
本方針についてのご質問は、お問い合わせフォームまたはお電話でお寄せください。
改訂履歴
- 令和8年10月1日 制定(同日、ローカルLLMと音声入力の記載を追加)